為替はなぜ変動するのか?
現在1ドル=90円あたりで取引されています。少し前までは1ドル=100円前後でした。
この短い期間で10円も変動しているのです。
ではなぜ為替の値段は変わるのでしょうか?
この問いの答えは一言では答えられません。
なぜなら為替の変動要因はあまりに多すぎるからです。
その中でも特に為替の変動に影響を及ぼす要因を挙げてみましょう。
@金利差
A景況感(景気)
B貿易収支
C物価
D政治的・金融当局の動き
@金利が高いことはそれだけでお金が集まってくる要因になります。外貨預金が良い例です。
A景気が良い国にはお金が集まってきます。投資資金も活発に流入します。
B貿易収支の黒字と赤字は為替に影響を与えます。黒字なら通貨高の方向に力が働きます。
C物価の上昇(インフレ)は貨幣の価値の低下を意味します。
D政治や金融当局の動きによって為替相場は影響を受けます。
特にFRB(アメリカの中央銀行みたいなもの)の議長の発言には注目が集まります。
と、一言でいえば単純に見えますが、実際にはこれらの要素が複雑に絡み合って為替相場は形成されています。
為替相場の値動きはプロでも見通すことは困難で、少し前によくテレビに出ていた「ミスター円」こと榊原氏も凄い円高を予想しましたが実際には逆に動いています。(今はミスター円の予言が当たっています)
プロでも為替の予想をするのは困難なのです。
それゆえに管理人は、為替の値動きを読むよりも、スワップを重視した投資のほうが有利だと考えています。
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