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勝負しないという選択肢



今日はパチンコ打つ気満々、時間もたっぷり確保したし、新台をこころゆくまで堪能するどー!

意気込んでホールに来たものの・・・

どう見ても回らない・・釘がガチガチ・・・

うう・・それでも少し試し打ち・・・

うがあ やっぱりまわらねえ・・・

でも、せっかくホールに来たんだし、もしかしたら早めに当たるかもしれないよねっ!

当たったらさっさと帰ってもいいからね!

・・・と打ち始め・・だんだん回らない台だということは確信に変わりつつも・・お札を追加で入れて・・

気が付いたら財布福沢どんが数名失踪!

くそおおお!取り返してやる!

まわらねえ!あたらねえ!まけたくねえ!イライライラ・・・

頭の中はぐ〜るぐる〜どうする〜あいふる〜?

こんな展開は誰でもイヤなものです・・・。
でも誰でも経験があるのではないでしょうか。(もちろん私も・・)

どこが間違っていたのでしょう?

私はそもそも、釘がガチガチだ・・ということを知った時点、
悪くとも回らないと分かった時点で速攻でヤメるべきだと思います。

そして、その選択する権利を間違いなくあなたは持っていたのです。

その選択肢を選ばなかったのは他でもない自分なのです

そんなことは分かっているよ!えらそーに言うな!と言われそうです(すみません^^;)

だけど、本当の意味で勝負しないという選択肢があったことを理解できていたでしょうか?

パチンコを打とうとホールに来た、この時点で私たちには一つの心の圧力が掛かっています。

これが少し変化すると、「今日は打たなければならない」という圧力になります。

そこで勇気を出して「今日はヤメておこう」と決めることは結構な力がいります。

私の勝手な推測ですが「ホールに来た労力を無駄にしたくない」
という無意識の心理からではないでしょうか。

だから、少しだけでも打ってみよう・・となります。だいたい結果はよろしくありません。

ギャンブラーには「勝負しない」という選択肢が常にあります。

負けそうだ・・・

不利じゃないか・・?

勝てる気がしない・・・

そんな時に無理に勝負する必要はまったく無いのです。

そして、打たない、勝負しないという選択肢を選んだ時、
それはある意味で自分の打ちたいという欲望に対する勝利、
あるいは仮に打つという道を選んだ場合に対する勝利・・

言い方を変えれば「打たなかった勝利」と言えるのかもしれません。

そして、回らない台で偶然運だけで勝てた場合・・それは本当の意味で勝利とは言えないのだと思います。


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