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では、前回のパチンコ業界のデフレスパイラルの続きです。 先に断っておきますが、私はパチンコ業界で働いたこともありませんし、業界に詳しいわけでもありません。これは一人のパチンコマニアな管理人の妄想にすぎませんので、それは違う！とか無理だ！アホかっ！といった批判などは一切受け付けません（＾＾）変なことを言ってるヤツがいる・・程度に聞き流してください。 で・・・、やっぱり今一番ゆがんでいるなー・・・と思うのは、やっぱり新台が多すぎる！！という点なんですよね。 良いじゃん！新台多いほうが！新しい台増えて楽しいじゃん！と思う方がおられるかもしれませんが、新台が多いということは、その費用を負担しているのはホールであって、結局お金は客から出ているということです。 前にも書きましたが、メーカーも上場企業で、株主から突き上げられて、なんとか売上を増やさなきゃいけないので、新台を乱発せざるをえないのだと思います。結局めぐりめぐって自身の首を絞めている状態だと気付いていても・・・他にやりようがない、と。 だから、ビジネスの原則に合わせて、いいものを作ったら、それに見合うだけのリターンをきっちり得られ、ダメなものを作ったら相応のダメージを受ける構造にすべきだと思うんです。 すなわち・・・ホールに導入してから、稼動状況によってメーカーへの報酬が増減するシステムを何とか作れば良いんじゃないかと思うのです。つまり、完全売り切り型のビジネスから、フィービジネス（手数料）への転換です。 今の状況だと、製品を作ってホールに売ってしまえば、あとはその台が どうやって稼動状況を把握するんだよ！！とかフィーの分け合いをどうすんだ！！とか、繁盛してる店が不利じゃーか！！なんて話は知ったこっちゃありません。細かい設計はもっと頭のよろしい人たちで何とかすれば良い。あくまでも方向性としてどうだろう？という事です。 ただ、実現可能性については、、現在はホールの稼動状況を全部リアルタイムで把握できると（某パチンコ機器のダイコク電機社員さんから）聞いたことがあります。だから業界全体で協力すれば、技術的には可能なんじゃないでしょうか。 そうすれば、メーカーもいい機種を作ればそれに見合った報酬を受け取れるし、メガヒット機種を作ってやるぜ！！という意欲が強まるはずです。 加えて、今のパチンコメーカーの決算書を見ていると、売上と利益の安定感がまったくないんです。ヒットに左右される、売り切り型のビジネスだからでしょう。稼動によってフィーを得るモデルは、パチンコメーカーの収益の安定化にも繋がると思うのです（それは株式市場での評価向上にもつながる） 要は、ホールに台を売りつけて、あとは稼動しようがしまいが知ったこっちゃねえ！とりあえず抱き合わせでもなんでもいいから、数を作って台を売りまくればいい！という構造を変える必要があると思うのです。 そして、規模とか政治力とか営業力ではない、純粋にお客さんが楽しめる台を作るメーカーの競争は、より魅力的な機種を生み出す原動力にもなるはずです。 稼動が取れない台でホールが痛みを味わうなら、その痛みを一緒にメーカーも味わうべきだし、ヒット作を頑張って作ったら、その恩恵をホールと一緒に受ける。これが普通の関係なんじゃないかなあ。  痛みを分かち合え！（これじゃ共倒れか・・・） |
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