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株について少し勉強をしたことがある方なら、ＰＢＲという指標を知っていると思います。今回はこのＰＥＲと同じぐらい有名な指標「ＰＢＲ」について書きたいと思います。 ＰＢＲってなに？ ＰＢＲとは、その会社の資産価値は株価にたいして安いの？高いの？を示す指標です。 そのままピービーアールと呼び、日本語では純資産倍率と言います。ＰＥＲは事業価値と株価を比べるものですが、ＰＢＲは資産価値と株価を比べるものです。 例えば、その会社の時価総額（株式市場でのその会社の価値）が１００億円で、その会社の資産－負債＝１００億円ならば、ＰＢＲは１倍となります。 資産－負債＝２００億の場合はＰＢＲは０．５倍となります（１００÷２００） 資産－負債＝５０億の場合はＰＢＲは２倍となります。（１００÷５０） ＰＢＲ１倍とは、解散価値と時価総額が等しい状態です。 つまりＰＢＲは基本的には低ければ低いほど、良いと言えます。（あくまでも基本的には・・・ですが） ＰＢＲの問題点 ＰＢＲには致命的な問題点があります。それは、資産の内容については全く考慮していない、ということです。 会社の資産といっても色々で、例えば預金から建物、設備や土地、保有している有価証券などがあります。 それ以外にも、まったく資産とはいえないものまで資産として計上されている場合があります。不良在庫やのれん、使わないソフトウェア・・・。 よってＰＢＲを見る場合には、会社の決算書から資産の内容にまで踏み込んで見る必要があり、単純にＰＢＲが低いから良い！ということは全くありません。 単に目安程度のもの、という認識をしたほうが良いでしょう。 ＰＢＲの活用 ＰＢＲが低いだけで株を買うことはオススメできません。しかしＰＢＲが低いことは、その会社の資産価値が大幅に低く見られている可能性があります。 そのように会社の資産に対して、株式市場での評価が低い株を「資産株」といいます。 もしその会社の資産が「実際に価値があるもの」であり、株式市場において、それを大幅に下回る評価しかされていなければ、その会社の株を買う戦略もありえるでしょう。 その場合には、決算書や有価証券報告書で、しっかりと資産の内容を確認することが大事です。 ＊資産バリュー投資と呼ばれています 株式投資のトップページへ 無料パチンコ必勝法トップページへ [基礎編] ・株とは何か？ ・最強の複利パワー ・日経平均とは何か？ ・完本保証からの脱却 ・株式投資はギャンブルか？ ・株式投資は楽しい ・最初は小額から ・私が使っている証券会社 ・株式投資のオススメ本 ・宇宙への投資（番外編） ・危機に対する投資（おまけ） [基礎編２] 株価って？ 株式市場でなにやってるの？ 会社の価値は？ 会社の価値は？② 事業価値 ＰＥＲについて ＰＥＲの注意点 ＰＢＲについて [応用編] 優待株に注意 金（ゴールド）を手軽に株で買う？ みんなの逆を行く |
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